虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


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「はぁ――――っ。 ただいまです・・・」


「・・・お帰り」



近藤さんの部屋の前で、くつろいでいる人影。


驚くことに、それは斎藤さんだった。


本当に、この人は・・・影が濃いようで、薄い。



「お前・・・今日、平助から何か聞いたか?」


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