虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


不思議そうに、楽しそうに笑う平助君。


死んだはずの平助君が、傍にいる。


嬉しくて・・・少し、不思議な感じがした。



そっと、平助君に手を伸ばす。


平助君に、触れたい。


だけど、その手は――――


寂しく、空を切った。



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