虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
部屋に着くと藤堂さんは色々なことを説明してくれた。
「まず、この押入れに布団が入ってる。
厠は外出てあの角曲がったところね。 朝餉の場所は、また案内するから。
・・・あとはまた明日案内しながら教えるな」
テキパキと教えてくれる藤堂さん・・・
本当、マメな人だな・・・
「わかりました。ありがとうございます。もう寝ていいですか?」
今、猛烈に眠い・・・かなり疲れが溜まっている感じだ。
「ああ、そこの布団を使って・・・って、なんでそこで寝てんの!?」