虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


そんなにわたしを殺したいのか?



「寝て、殺されるの嫌ですから」



そう言いわたしは目を閉じた。



藤堂さんはビックリしたように動かない。



その後ごそごそと布団に入る音が聞こえてきた。



その音を確かめた後外に出る。



「綺麗な満月・・・」
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