虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
こんな風に、和やかな時間が流れていても・・・
戦争の足は、止まってくれない。
少しずつ、少しずつ・・・
わたし達に、近付いていた。
もう、止まらない動き・・・
誰が死んで、誰が生き延びて、誰が・・・泣くのか。
わたしにはきっと、分からない事なのだろう。
どうなるのか、予想なんてしたくない。
近藤さんが、沖田さんが・・・土方が。
いない未来・・・いや、わたしにとっては過去なのだろうか?