虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「君、今ナンパかと思ったでしょ。違うからね。」


そう、ニヤッと笑った男・・・いや、少年に苛立ちを覚える。


・・・何故分かった!?


「顔に出てたよ。って言ってもちょっとだけどね、ほとんど勘だよ。」



そんなに分かりやすかったのか・・・


というか、何から何までばれてません?



そんな事をしている間にも、日はどんどん暮れていく。

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