ハンドパワー
何でこの人は、そんなに詳しく知ってるんだろうね?
「何でそんなに知ってるの?」
「充くん?に、聞いた」
「そっか」
充くんって、本当に警察呼んだんだ。
なんかすごいな。
でも犯人も捕まって、私たちも回復して、よかったよかった。
そう思って、立ち上がり、部屋に戻ろうとした。
「全然よくないじゃん!!」
突然声を出したから、ハルが若干ビックリしていた。
「どうしたんだよ?」
そして、私は昔両親とプールであった出来事を、ハルに話した。