何様?俺様!?王子様!?



昨日の今日だから、まだ震える。



「……一愛、大丈夫」



それを察したのか、星華が手を握ってくれた。





「ごめん!」


「…え」




突然頭を下げた蘭に戸惑う…。



教室もざわつく…──





「アイツ…一愛の彼氏に言われて目が覚めた。

今まで酷いことしてきて本当にごめん!
…謝って許されることじゃないけど……本当にすいませんでした!」





深く深く頭を下げて謝ってくれた___



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