《短編》これから先も、君を。



「あと1分!」


「おい、栞那!」


翔汰は私の目の前にいる。


唇がくっつくんじゃないかってくらいな距離。


「ちょ、翔汰??」


「カウントダウンとか、どうでもいーだろ」


いつになく真剣な顔。


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