シークレット?スキャンダル!
午後からの撮影は俺と美優チャンのみ。
もっと時間押すだろうなと思っていたが、和子さんのおかげで時間短縮。
「じゃあ、綾斗くん頼んだわよ」
「はーい」
俺は美優チャンのつけたグロスを引き立てながら、その本人をエロく見せなきゃいけない。
少し大人っぽめな如月綾斗だ。
「美優チャン、目、こっち向いて」
「あやとさん…」
俺をキラキラウルウルさせた目で見てくる。
普通の男なら、これは一撃だな。
残念なことに、女に関して言えばそこそこ場を踏んでるんで。
「はい、カット。別のパターンも撮ってみるわよ」
いくつかパターンを撮ってみる。
うん、なかなかだと思う。