シークレット?スキャンダル!
ママー!
公私混同はいけないよー!!
「……はい」
「綾斗…」
「雅、次で決めるぞ」
「う、うん…」
あたし、綾斗の足引っ張っちゃってるよね…。
「雅、」
「っ……」
誰も見えないようなところを撫でてくる綾斗。
そこまではいいけど、手つきがエロい。
そんなことしたら、あたし、もうダメだって…。
「雅のからだに触るの久しぶりだ」
ボソッとつぶやいた綾斗。
ああ、もう…。
夏休みぶりの綾斗なのに…。
抱き寄せられた綾斗の腕に、あの時の感覚が蘇る。
ダメだよ…。
早く、二人だけの空間に行きたい。
綾斗の腕に抱かれていたい。