シークレット?スキャンダル!
「はい、光くん終わり」
「ありがとうございました!」
俺は今日の撮影も終わり、控え室に戻ろうとした時だった。
「神城 光くん!」
「ーーはい?」
珍しくフルネームで呼ばれるな、とか思いつつ、振り返ると、女の人がいた。
誰……?
「ちょっと時間いいかな?」
「あ、はい……」
「こら、綾斗!早く来なさい!」
「あや、と…」
って、もしかして……。
「そんなに大声で叫ばなくても、聞こえてるって」
「いいから早く!」
「困った麗美ちゃんだね〜…」