シークレット?スキャンダル!
「雅に今までしてきたこと、俺が知らないとでも思ったの?」
「なによ、それ…」
「これ以上、雅に関わるなら、君のモデル人生に終止符を打ってやるよ」
「あなたにそんなことができるのかしら?」
「できるさ。今すぐ君の事務所に確認してもいい。プラチナの専属降ろすって話がきてるかもね」
「っ………」
冗談なんかで言ってるつもりはない。
ありとあらゆる手を使って、話を進めてたんだ。
「君は俺を甘く見過ぎだよ、」
俺は優しい人間でもなければ、いい人間でもない。
「雅、行くぞ、」
「で、でもっ…」
「行くぞ、」
「うん…」
このあと美優チャンがどうなろうと、俺の知ったこっちゃない。