シークレット？スキャンダル！

「あの、出来たよ…」

「そっかそっか、」

「ちょっ、手…」

「ちょっと黙ってろ、」

「やだやだやだああ！！！」



やだと言っても止めてくれないのは綾斗。



瞬く間にあたしをソファーに倒し、手を洋服の中へ入れてくる。



「食べる前に、運動な」

「ちょっと！聞いてない！」

「黙ってろ、」

「んんっ…」



こうなった綾斗を抑える術はない。



綾斗に触られたら、あたしだって欲しくなっちゃうんだもん。



「今日はやけに素直だな、」

「あやとのせいだもん…」

「じゃあ遠慮なく、」



パクっと、食べられちゃいます。



あたしは無我夢中に綾斗にしがみつくだけ。



綾斗に夢中なんです。