シークレット?スキャンダル!
あたしもそろそろ着替えないと…。
「天音、」
「光くん、」
「初めて生で見たけど、やっぱすごい人だな、天音の親父さん」
「…だね、」
「でも、よかったな。一歩前進じゃん」
「うん、ほんと…」
ここで、お父さんにも認めてもらえてなかったら、あたしは挫折してたかもしれない。
でもこの道は、あたしが選んだ道は間違ってなかったって証明したい。
「イチャイチャ、ラブラブは人がいないとこでやってくれよな」
「メア!!」
「おっと、」
もうっ、からかわないでよ…。
「あ、そーいや社長からクリスマスプレゼントって、」
「へ?」
「なんでも、今日成功したからご褒美だってさ」