シークレット?スキャンダル!



ご馳走を食べ終わったあと、旅館の外にある庭園へ。



ライトアップされてて、すごく綺麗。



こういう、静かな時間は久し振り。



「さすがに外はさみぃな、」

「うん、息も白い」

「戻るか、」



綺麗な庭園だったけど、さすがに寒すぎてすぐもどってきてしまった。




部屋に戻ると、用意されてたのはお布団。



旅館の人って、どうしてこうも仕事が早いのか…。



「寝る?」

「え?」

「ん?」

「…ううん、」



もう寝ちゃうの…?



敷かれたお布団に入ろうとする光くん。



ここでもう寝ちゃうとか嫌だ!



「あ、天音?」

「まだ、寝ない」

「え?」

「えっち、しよ?」



女は、度胸。



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