シークレット?スキャンダル!
ーーだけど、
「あの綾だもん、」
綾は性格はちょっと捻くれてる部分があって、俺様なところもあるけど、何よりも努力家で、そして何より優しい。
自分は優しくしてるつもりはないんだろうけど、でも人情があって優しいお兄さん。
そんな綾を小さい時から近くで見ていたから、これからも綾は何があっても大丈夫だと信じれる。
『俺も、そんな感じ。あの綾斗なら雅を任せられる、ってか綾斗しか無理』
「でもおじさんとかは反対しなかったの?」
『親父達も綾斗ならーって感じ。つか、これ以上雅に嫌われたくないって感じだな』
「親バカ…」
『ほんと困った親バカだよ…』
呆れた声を出してる光くんだけど、でもその声は幸せな感じ。