シークレット?スキャンダル!
「雅ちゃん、子供が生まれた後だから、今年のクリスマスは難しいかな…」
「え!?やだ!!canのクリスマスライブは行く!子供はママに預けてでも行く!」
「そ、そう?おじさんは?」
「うん、行こうかな。ようやく天音ちゃんのライブに行ける身になったからね」
「ありがとうございます!チケット確保しときますね!」
おじさんが運転する車は、綾の家へと辿り着く。
「天音ちゃん、たくさん外国のお話聞かせて!」
「いいよ、お土産も買って来たから!」
「ありがとう!」
女の子の友達少なかったから、雅ちゃんと話せてることがとても嬉しい。
そんな雅ちゃんは時々お腹を触って、愛おしむ。
あたしも、いつかは、こういう風になれたら、いいな。