あなたの心にいる人は… (完)
次の朝


私たちは突然なり出した電話の音で起きた


まだ薄暗い


「、、ん?」「、、電話?」


廉は病院かもしれないからとベッドから抜け出した


私もよろよろと立ち上がる


廉の看病のおかげでずいぶんと体が楽


寝室を出るとすごく険しい顔で電話をしている廉がいた



その表情に不安になりそばに寄ると


廉は私の手を握った





何が起きたの?
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