あなたの心にいる人は… (完)
少しずつ少しずつ

初めての夜

夕食を食べて家へ帰ると廉は緑茶をいれてくれた


「ありがとう」


「おいしかったな。あの店」


「うん。お魚が特においしかった」


「ほとんど残しただろ~」


「ごめん」


私がうつむくと廉は頭をぽんとたたいて


「おかげで俺は肉も魚も食べられたから許す」


と笑った


「葵、一緒に風呂入るか」


「えっ?!」


「今さらリアクション大きすぎるだろ」


そんな~~私たちはキス以上のことはしていないし


もちろん、、、私は経験がない
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