あなたの心にいる人は… (完)
次の日廉と二人でブランドショップにいた


ドレスをなん着も試着したり


靴やバック、アクセサリーも選んでいく


廉はこういうときに迷いがなく


次々に決めていく



その決めていくものが私の趣味にもぴったりはまっていることが不思議


「疲れてないか?」


「大丈夫」


時々声をかけてくれる廉の表情も今日は笑顔が多い


「じゃあ!」


「へ?」


突然の廉の声に驚きながら目を向けると


「次は葵が俺のを選んで」


「えっ?!」


廉の服を選ぶのは初めてでちょっぴりドキドキする


緊張しながら選んでいく私を 廉は満足そうに見ていた
< 157 / 269 >

この作品をシェア

pagetop