あなたの心にいる人は… (完)
「葵ちょっと休もうか」


「私なら大丈夫だよ?」


「俺が疲れたんだよ」


廉はそういったけどちょっと前にさりげなく私の脈をとっていた


「大丈夫なのに、、、」


廉は私を無視してロビーへ向かった


「さむっ」


思わずでた言葉にすぐ廉は反応して


「上着持ってくるから待ってて」


と自分のジャケットを私の肩にかけて歩いていった


廉の臭いのするジャケットを体に巻き付けて


ちょっと回りをみる


改めてすごい会場


天井からさがってるシャンデリアなんてアンティークのものすごいスケールのものだし、、
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