あなたの心にいる人は… (完)
そう言って笑うお姉ちゃんに腹がたって思わずほほを叩いていた
「葵!」
廉に腕をつかまれる
「どれだけみんな心配したと思ってるのよ!廉だって、、、。」
「俺のことはいい。」
どうしてよ、、、
あんなに苦しんだじゃない
なのにどうして?
人を叩くのは初めてだった
手がじんじんする
でもこの手の痛みは
お姉ちゃんの名前を呼んで
お姉ちゃんを思って死んだお父さんの胸の痛み
の分
「葵!」
廉に腕をつかまれる
「どれだけみんな心配したと思ってるのよ!廉だって、、、。」
「俺のことはいい。」
どうしてよ、、、
あんなに苦しんだじゃない
なのにどうして?
人を叩くのは初めてだった
手がじんじんする
でもこの手の痛みは
お姉ちゃんの名前を呼んで
お姉ちゃんを思って死んだお父さんの胸の痛み
の分