あなたの心にいる人は… (完)
最後の言葉
次の日私は廉と病院に来ていた
夕べは全く眠れず
泣きすぎた瞼は重い
廉は一晩中私を抱き締めて
「大丈夫」って言ってくれた
きっと廉の温もりがなかったら
泣きすぎて
消えてなくなっていたと思う
担当の先生が来る間も
廉は私の手を強く握り
私を消えないように繋ぎ止めていてくれた
夕べは全く眠れず
泣きすぎた瞼は重い
廉は一晩中私を抱き締めて
「大丈夫」って言ってくれた
きっと廉の温もりがなかったら
泣きすぎて
消えてなくなっていたと思う
担当の先生が来る間も
廉は私の手を強く握り
私を消えないように繋ぎ止めていてくれた