あなたの心にいる人は… (完)
「本当はね、今回の検査で私がお母さんになれるか調べてもらってたの。私も女の子だからさ、愛する人の赤ちゃんを生みたいって思ったの。廉が赤ちゃんを抱く姿をみたい。廉に似た赤ちゃんをだいてみたい。そう思った。」
「うん。」
「でも私にはできないみたい。」
「わからないだろ?病気がなおれば母親になれるチャンスはあるかもしれない。」
「うん。。。」
「俺たちにはたくさん時間があるんだよ」
廉は私の手を握る手に力を込めた
「あるかな、、、」
「あるさきっと。俺がこの手で作るからさ。死ぬかもしれないなんて考えるなよ。大丈夫だよ。未来はある。」
「ほんと?」
「あるさ。」
「廉を信じてるけどさ、一緒にいるだけで心が穏やかになるけどさ。。。やっぱり不安だよ。」
「うん。」
「でも私にはできないみたい。」
「わからないだろ?病気がなおれば母親になれるチャンスはあるかもしれない。」
「うん。。。」
「俺たちにはたくさん時間があるんだよ」
廉は私の手を握る手に力を込めた
「あるかな、、、」
「あるさきっと。俺がこの手で作るからさ。死ぬかもしれないなんて考えるなよ。大丈夫だよ。未来はある。」
「ほんと?」
「あるさ。」
「廉を信じてるけどさ、一緒にいるだけで心が穏やかになるけどさ。。。やっぱり不安だよ。」