あなたの心にいる人は… (完)
「ほっとしたんだ」
「へ?」
泣きながら廉をみる
廉はイスを近付けて私の頭に手を置いた
「いきいきとしてる葵を見て心配でたまらなかった。でも止められなかった。どれだけ葵が気持ちをかけてるか知っていたからな。それに後悔しないように自分で…って言うのをはらはらしながら待つことにしてた。」
「……」
「別に意地悪で言ってる訳じゃない」
「……」
「葵は頑張った。意味のあることだったと思うぞ俺は」
廉の言葉に涙が止まらなくなる
私の気がすむまでやらせてくれたんだ……
「へ?」
泣きながら廉をみる
廉はイスを近付けて私の頭に手を置いた
「いきいきとしてる葵を見て心配でたまらなかった。でも止められなかった。どれだけ葵が気持ちをかけてるか知っていたからな。それに後悔しないように自分で…って言うのをはらはらしながら待つことにしてた。」
「……」
「別に意地悪で言ってる訳じゃない」
「……」
「葵は頑張った。意味のあることだったと思うぞ俺は」
廉の言葉に涙が止まらなくなる
私の気がすむまでやらせてくれたんだ……