あなたの心にいる人は… (完)
突然の廉の提案に私が戸惑っていても廉は話を続けた

「俺も久しぶりの休みなんだ。たまには何も考えずにいたい。今日はいろいろ考えず楽しまないか?俺からの退院祝いだと思って付き合ってほしい」

「、、、」

「何も考えるな。たまには心とからだの休息が必要だろ?」

「、、、はい。」

「よかった。交渉成立だな」

そう言って微笑む廉

この顔、、、ズルい





「着いた」

そこには広い自然の中に木造のカフェがあった

「お腹すかないか?」

「ちょっとだけ」

「ここのオムライスが絶品なんだ」

「、、、」

「俺が子供の頃から好きだったんだ。オムライス。子供の頃よく来てた店だ。」
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