*片思いfiction*
「おい、誰かいるのかよっ!?」


藤井くんは、そう言うと、教卓をどかした。


そしてー...


「なんだよ、星野か。」



そう言うと、藤井くんは、近くにあった席に、私と目が合わない方向に座った。


なんか、私悪いことしたのかなーー…


「なぁ、さっきのあれ、見てた?」



あれって、机にキスしたことだよねー...

怖いけど、素直に言おう。



「う、うん。ごめんなさいーー...」


「別に謝ることないじゃん。
 
 俺のこと、どう思った?

 キモい?気色悪い?」
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