*片思いfiction*
慌て始めた時には、もう遅い。
だって、優子が先輩に言ったんだから。



「先輩、話があるそうなので。
この子の話、聞いてもらってやれませんか?」



なんて、勇気ある行動!!
私には、絶対真似できない!!

そうじゃなくて、
あー、もう、どうしよ?

先輩、ここはシカトしてよ。
無視して、さっそうと歩いて言って。



「うん、いいよ。
キミかな?それじゃ、行こうか。」
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