*片思いfiction*

付き合うなんて、無理だ。
好きって言ってもらうことなんか、思ってない。

だから、ちょっとだけ私に望みをちょうだい。
第2ボタンをちょうだい。

そしたら、新しい恋に進めるから。
この恋を断ち切れるから。


だから、どうかお願い。
ーーーあげるよ。と言って。



「ふーーーーん、それがほしいの？
なら、あげるからさ。






俺の気持ち、受け止めてよね。」



先輩は、そう言って、かがんで来たかと思ったら、
私に顔を近づけてきてーーーー



ーーーーキスをした。