あたしの甘ーい幼なじみ



「あー!!」


――――びくっ!


「ごめんっ清瀬くん!」


あ、



「羽衣子ちゃん」




大きい声だから誰かと思ったら…羽衣子ちゃんか。



「待った??」



心配そうに俺の顔を覗き込む、羽衣子ちゃん。



「いや、今来たから」


「そっか。よかったぁ」

「じゃあ、行こうか」


「うん!早く行こっ」



小走りになった羽衣子ちゃんに、俺は笑顔でついて行った。









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