あたしの甘ーい幼なじみ
ベッドの上で
羽衣子side
「ふぬぅぅ…」
あたしは力なく机に突っ伏す
机には綺麗な教科書が散らばっている
楽しいことばかりじゃないのが人生
あたしが嫌いなもの2つめ。
テストが迫ってきていたのです
「なに、こんなのもわかんないの?」
「…うわっ…終聖…」
いつ部屋に入ってきたのか、あたしの横にはコーラを飲んでいる終聖
「かっ、勝手に部屋入ってこないでって言ったじゃんっ」
「うなり声が隣まで聞こえてきたから」
うそ…
バッと口元を押さえる