あたしの甘ーい幼なじみ
「ま、任せとけ。俺が絶対いい点取らせてやるから。」
その自信は一体どこから?
でも、何だか頼もしい
「う、うん。お願いします!」
「じゃ、まず基本例題から解くぞ」
「はいっ」
よーしがんばるぞ
それから終聖のスパルタ教育は、深夜まで続くのでした
「………」
赤ペンの動きをじっと見つめる
終聖が無言で数学の小テストの解答をチェックしているんです
あ、手が止まった
終わったんだ
「ど、どうだった?」
ドキドキと心臓がうるさい
どうか、どうか…