あたしの甘ーい幼なじみ



「どうかしたの?」





予想外の質問に、ちょっと戸惑った






清瀬くんの口から終聖の名前が出てくるなんて思わなかったよ





「あー…実はね」




『頭痛ぇ』





学校に来るなり、机に突っ伏してしまった終聖





『えっ?大丈夫?保健室行く!?』




そういえば家でもちょっとつらそうだったし…




『だぁ!るせぇ言われなくても行ってくるよ!』


なぜかいきなり叫んでそのまま教室を飛び出していった


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