あたしの甘ーい幼なじみ



「終聖、ライアンくんとご飯食べてきたら?」


「はっ?」


「えっ、いいの羽衣子ちゃん!」


「もちろんってわ!」



ぐいっと腕を掴まれる



「ちょっと待て。今日はお前と食べる約束だろ、俺が復活したから!」


う゛…そうだけど…



「だけど、ライアンくんに久しぶりに会えたんだし。」


ライアンくん嬉しそうだしお昼くらい


「そうだけど…」


「ね?」


「うん、まぁそうだな。ライアン行くか」


「行く!羽衣子ちゃんありがとう!っていうか…」




ライアンくんがあたしに近づいた


ん……?



「羽衣子ちゃんの彼氏、終聖だったんだね☆」


―――はっ



「ちょっ、ライアンくん!?」


「なぁーんだそういうことー」



ニヤニヤとあたしを見る



「なに話してんの?」


「何でもないよ終聖。早く行こうよ」


「…そうだな。じゃあ羽衣子また後でな」


「う、うんばいばいっ」







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