あたしの甘ーい幼なじみ






「それで、向こうにはいつ?」





お皿を洗い流しながらママが終聖を見た






「…それが、年はじめには向こうにいたほうがいいみたいで年末には」





「年はじめ!?もう一週間もないじゃない」





「はい…急ですみません。親父の仕事の都合と学校との都合がなかなか合わなくて」






あたし達にはもう残された時間がないんだ






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