あたしの甘ーい幼なじみ





初めてこんなに愛すことができた





あたしを愛してくれた





大切な人を忘れないように






「あたし、待ってる。終聖が迎えに来てくれるまで、この町で待ってるからね」





「うん」





ゆっくりと顔が近づいてきて――唇が重なった






目をつぶると思い出が蘇る





いつまでも覚えていたい





このときを――…



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