あたしの甘ーい幼なじみ
「愛してる、羽衣子。これから一生、俺の隣にいてくれる?」
ちょっと照れくさそうに、終聖があたしを見た。
「いるよ、ずっと隣にいる」
泣きながら言うと、終聖があたしを抱きしめた。
「……毎日、こうやって抱きしめあいながら寝よう」
「うん」
ちょっと恥ずかしいけど、いいよ。
「毎日一緒にご飯食べよう」
「うん」
毎日終聖のために作ってあげたいよ。
「毎日、他愛もないことを話して、笑いあおう」
「うん……っ」
終聖となら何でも楽しいよ。