あたしの甘ーい幼なじみ
「ねぇ、終聖」
「ん?」
「学校は、どうするの?」
夜ご飯を食べ終わり、落ち着いたあたしはソファーに座り終聖に問いかけた。
「学校?あぁ、羽衣子と同じ学校に、編入するよ」
「明日から?」
「うん」
「クラスとかはもう決まったの?」
「あーうん。たしか…D組だったかな」
えっ!!
「D組!!?」
驚きのあまり、大声になるあたし。
「……?そうだけど」
「あたしもD組なの!!」
「えっ?」
やったぁぁ!こんな偶然あるんだぁぁ
舞い上がるあたし。
「やったね、終聖!」
「……そうだな」
「…えっ、ど、どうかした?」