あたしの甘ーい幼なじみ



「…そっか。そうだよね」




学校の場所わからないんだ


となると教室もわからないんだよね…どうしよう…




「じゃあ、3人で行こうよ羽衣子ちゃん」




困っていたあたしに、清瀬くんが笑顔で提案を持ちかけてくれた。


え、でも…


「いいの?」




時間が無い中で、一緒に学校行くために毎朝来てくれてるのに




「そんなの、もちろんいいよ」



微笑んでくれる清瀬くん


優しい…



「ありが…」


「サンキュ、誓くん」





あたしの言葉に終聖が被せる。




「あ、ご、ごめんね清瀬くん!」


な、なんか終聖が馴れ馴れしくて…



「ううん、大丈夫」





なんか変なかんじだけど、3人で行くっていうのも案外新鮮だなぁ




< 70 / 536 >

この作品をシェア

pagetop