あたしの甘ーい幼なじみ
「…そっか。そうだよね」
学校の場所わからないんだ
となると教室もわからないんだよね…どうしよう…
「じゃあ、3人で行こうよ羽衣子ちゃん」
困っていたあたしに、清瀬くんが笑顔で提案を持ちかけてくれた。
え、でも…
「いいの?」
時間が無い中で、一緒に学校行くために毎朝来てくれてるのに
「そんなの、もちろんいいよ」
微笑んでくれる清瀬くん
優しい…
「ありが…」
「サンキュ、誓くん」
あたしの言葉に終聖が被せる。
「あ、ご、ごめんね清瀬くん!」
な、なんか終聖が馴れ馴れしくて…
「ううん、大丈夫」
なんか変なかんじだけど、3人で行くっていうのも案外新鮮だなぁ