あたしの甘ーい幼なじみ




「あれ、終聖。そういえば、制服は?」



歩き始めて数分。

よく見たら、あたし達の学校はブレザーなのに、


終聖は緑ラインの学ランを着ていることに気づきました。




「ん?あぁーこれ前の学校の。こっちのはまだ作ってないんだよ」


そう言って、終聖がバサバサと制服を広げてみせた。




「そうなんだ。学ランだったんだね」





周りはブレザーだから、なんだか新鮮。



「そ。目立つから、早く制服作らないといけないんだけど」



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