水面に映る影は永遠へ続く


「ままま、待って!私、こういうの初めてなんだけど!」



前にも彼が酔っ払った時にあったけど、あの時と今の空気は明らかに違う。



これは絶対に先に進む。



「だろうな。お前、生娘っぽいもんな。でも、今まで生殺し状態だったんだ。止める気はないからな」



不敵に笑う彼も綺麗だった。


その笑みを見て、私は反抗するのが無意味だと直感的に感じた。



もう良いや…、場の空気に流されよ…。



私は甘い刺激に身を落とした――…。





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