水面に映る影は永遠へ続く


「ごちそうさん」



「もう良いのですか?」



「ああ、美味かったよ。ありがとうな、斎藤」



斎藤は頭を下げた。



相変わらず、律儀な奴だな…。



俺はつい笑みを零した。



「土方さん、妃絽ちゃんの様子はどうですか?」



すると、総司が妃絽を見ながら問うて来た。





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