水面に映る影は永遠へ続く


「あー!少しで部屋だからちゃんと歩いて、土方さん!」



完璧に酔っ払い、千鳥足の彼は私に寄り掛かった状態で歩いている。



成人男性を一人で支えるのはかなり重いし、力がいる。



だから、せめて自分で歩ける所は歩いて欲しい。



「歩いてるっての!まったく…」



まったくは私の台詞だ!




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