【短編】先輩とあたし
先輩とあたし
-MISA-
あたし、桜井 美沙は地元の高校に通うごく普通の高校1年生。
そして・・・あたしは今、恋してます。
「美沙ちゃん、おはよー!」
「あ、おはようございます!」
すれ違うと必ず挨拶をしてくれる、あたしの恋の相手、秋斗先輩。
小林 秋斗。高校3年生。
背がとても高くておもしろくて、あたしの大好きな人。
おまけに先輩だ。
でも、いつから好きになったんだっけ?
確か・・・出会いは突然だった。
高校の入学式の時に教室がどこかわからなくて迷っていたあたしに声をかけてくれたのが秋斗先輩。
その頃からたぶん恋に落ちていた。
いわゆる一目惚れだ。
名前も学年も知らない秋斗先輩を必死になって探してたっけ。
でも秋斗先輩はすれ違ったら「あ、あの時の子じゃん!」なんて言ってくれたんだ。
その日から結構話すようになった。
恋は突然やってくるって言葉をこの時あたしが初めて信じた時なんだ。
「カッコイー・・・。」
机に頬をつけてニコニコ笑っている、あたしを見て友達の仁美が呟いた。
「美沙、本当にゾッコンだよね。」
「仁美ー!あたしは秋斗先輩、大好きだもん!」
仁美はケラケラ笑ってお腹を抑えている。
もう、そんなに笑うことないじゃん。
そして・・・あたしは今、恋してます。
「美沙ちゃん、おはよー!」
「あ、おはようございます!」
すれ違うと必ず挨拶をしてくれる、あたしの恋の相手、秋斗先輩。
小林 秋斗。高校3年生。
背がとても高くておもしろくて、あたしの大好きな人。
おまけに先輩だ。
でも、いつから好きになったんだっけ?
確か・・・出会いは突然だった。
高校の入学式の時に教室がどこかわからなくて迷っていたあたしに声をかけてくれたのが秋斗先輩。
その頃からたぶん恋に落ちていた。
いわゆる一目惚れだ。
名前も学年も知らない秋斗先輩を必死になって探してたっけ。
でも秋斗先輩はすれ違ったら「あ、あの時の子じゃん!」なんて言ってくれたんだ。
その日から結構話すようになった。
恋は突然やってくるって言葉をこの時あたしが初めて信じた時なんだ。
「カッコイー・・・。」
机に頬をつけてニコニコ笑っている、あたしを見て友達の仁美が呟いた。
「美沙、本当にゾッコンだよね。」
「仁美ー!あたしは秋斗先輩、大好きだもん!」
仁美はケラケラ笑ってお腹を抑えている。
もう、そんなに笑うことないじゃん。