先生の彼女




それから、




静かに話始めた校長の話を




今にも泣きそうな顔で




黙って聞いている弥冬。






「付き合ってますね?」




この校長の言葉に




微かにピクッと動いた肩。






………………わかりやすいな、弥冬。







「別れたくないです……!!!」





さっきまでの泣きそうな顔は




どこかに行ってしまったみたいに





真剣な顔で校長に




問いかけている弥冬に、




キュンってした。












< 100 / 196 >

この作品をシェア

pagetop