先生の彼女




「疲れてたのかな……」




先生の寝顔を見ながら


一人で呟く。



「……ん……」




やば、起こしちゃったかな……?



そう思って、


一瞬息を止めた。


でも、ちょっと寝返りを打っただけだった。




ゴロンと、小さな音を立てて


なんと、あたしの肩に


先生の頭が乗っかった。




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