先生の彼女
「弥冬~!!早くっ クラス表出てるよ!」
「わっ…わかってるけど……」
人が多すぎて前に、進めないっ……!
久佐野 弥冬。
高校3年生。
大事な最後のクラスを早くみようと、
ただ今人にまみれてます。
「あぁっ! 弥冬~!やったあたし達同じクラスだよ♪」
「本当!?やったぁ」
前の方に来ると中心にいたときよりは人が少ない。
てか、蓮佳(レンカ)と同じクラスなら後はべつにいいや~
なんて思ってみたり。
「弥冬行こう~」