先生の彼女




気づいてしまった自分の気持ちに、



戸惑ってないと言ったら




間違いになるけど……






告白された日から




気にはしてたし……




それなりに、返事は考えていたつもりだったし……





「おーい、感動してるとこ悪いけど…チャイムなったんですけど?」





「ふぇ?」





「あー!!!」





二人の涙がおさまった瞬間に、頭の上から聞こえた声。





その声に間抜けな返事をしたあたしと、




叫びだした蓮佳。





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