先生の彼女




「そーだな」




気づいたら隣にいた先生が、



低い声で呟く。





「ま、俺はお前のがキレイだと思うけどな」




「へ!?」




バッと先生を見るといつもの無邪気な顔で優しく微笑んでいた。





キュン…



不意打ちでしょ………



不覚にもキュンってしちゃったじゃん……。






「あり、がとうございます……」





赤くなった顔を隠すように下を向いた。





< 43 / 196 >

この作品をシェア

pagetop